さぁ、続いてはお待ちかねきのう行われたNAHAマラソンです。25回目の記念大会となった今年の「NAHAマラソン」には過去最多3万人を超えるランナー、ジョガーが出場しました。走る3万人とそれ以上に見守り、支える人たちの年に一度の感動のドラマを振り返ります。
午前9時、NAHAマラソン25回の記念大会の幕が開き3万81人のランナーと、沿道の人々の42.195キロ、フルマラソンのドラマが始まりました。さて、NAHAマラソンと言えば、毎年ランナーを励ます沿道の応援団の姿を忘れてはいけません。
ランナーを勇気付ける声。さらに、ドリンクだけでなく、梅干や、バナナ、みかんなど、沿道の市民ボランティアの差し入れは、どこがエイドステーションなのか分からなくなるほど。
ランナー「感動しました泣きそうです」ランナー「沿道のおかけでこっちまでこれでゴールできると思います」
そんな差し入れの中には、こんなものまで・・・『沖縄そば!』30キロ付近で配られていたのは何と沖縄そば。残り、10キロあまり、ランナーは麺を流し込んで力に変えました。昨日は日中の最高気温が20度弱で時折強い日差しが差すもののおおむね曇り空。ランナーにとっては、まずまずのマラソン日和です。
スタートから2時間25分50秒(11時25分50秒)には男子のトップが平良選手がフィニッシュゲートをくぐりました。その頃、中間地点の平和祈念公園には、人の波が押し寄せていましたそして、中間地点、制限時間の午後0時15分・・・ 中間地点をクリアしたランナーたち、あと残すは半分目標のゴールを目指します。
応援団「がんばれー」「がんばれ、がんばれ、がんばれ~」多くの沿道の励ましを受けながら、ついにゴール奥武山に戻ってきたランナー達。しかし、最後の関所がここでまっていました。フィニッシュゲートの目前、大会の制限時間午後3時15分が迫ります。
ついにゲートが閉まります・・・ 3万81人が挑んだNAHAマラソン。このうち、見事フィニッシュゲートを潜り抜けたのは2万860人。その胸には栄光の完走メダルが光っていました。ゴール奥武山では、完走できた人、出来なかった人、みんなが輪になってそれぞれの健闘を称える笑顔が広がっていました
見事完走した皆さんはより早いタイムを目指し、一方、惜しくも完走を逃した皆さんにとっては来年の新たな目標が出来たのではないでしょうか。