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毎年、沖縄の女性の地位向上に役立つ研究や活動を助成している金城芳子基金が、今年の助成の対象者を発表しました。
金城芳子基金は、沖縄の女性の地位向上のための研究や活動に役立ててほしいと、毎年公募の中から選ばれた個人や団体に30万円の助成金を贈っています。この活動は、基金の名前にもなっている金城芳子さんの意思がもとになっていて、生前親しかった友人や趣旨に賛同した有志が、それを引き継ごうと28年前から行っているものです。
今回は去年の9月末からおよそ半年間の募集で集まった7件の中から、平安名萌恵さんの「沖縄の貧困の中での女性の子産み・子育て」に関する調査研究が選ばれました。
立命館大学大学院・平安名萌恵さん「なかなか支援が(女性に)行き届かないということと、沖縄の中での支援者と当事者、またその周りにいる人たちとの分断というのをちゃんと浮き彫りにしていきたいと思います」
助成を受けた平安名さんは、2023年3月までに活動内容をまとめ、実績報告を行うということです。