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県内では5月4日、33人が新型コロナに感染しました。さらに、変異ウイルスとクラスターも確認されています。

県によりますと5月4日、新たに10代から90代の男女あわせて33人の感染がわかり、県内の累計感染者数は1万2715人となりました。一日の感染者が30人台となったのは「まん延防止措置」が始まった4月12日以来、22日ぶりです。

居住地別では最も多かった那覇市で20人、南部保健所管内で4人、うるま市で3人などとなっていて、新規感染者のうち、8割以上を占める27人の感染経路がまだわかっていません。

県は4月28日から3日間で県内の感染者84人分の検体を詳しく調べたところ、およそ6割にあたる50人から、従来のウイルスより感染力が強いとされる変異ウイルス「N501Y」が検出されました。

また、那覇市のバーではクラスターが起きていて4月27日から4月30日の間に従業員・男女5人が感染し、マスクを着けずに客と乾杯するなど対応をしていたということです。

新型コロナ 新規感染者33人

感染状況をまとめて見ていきます。きょうの新規感染者は33人、累計は1万2715人です。人口10万人あたりの新規感染者は30.85人です。

カレンダーを見ていきますと、きのうは2週間ぶりに前の週の同じ曜日の感染者を上回りましたが、きょうは再び下回っています。

医療の状況です。入院患者数は372人、重症が8人、中等症は185人です。入院調整中の方はきのうより17人減っています。

県の警戒レベルは病床占有率が11.5ポイント減って82.7%、直近1週間の新規感染者も450人と53人減りましたが、「感染まんえん期」のままとなっています。

きのう月曜日の人出は那覇空港駅でそれぞれ増加、県庁前駅と那覇市松山ではそれぞれ減少していました。

まだまだ連休が続く方もいます。引き続き感染対策しっかりしていきましょう。