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鳩山総理は7日、普天間移設問題で政府としての考えをアメリカに伝える時がきたと述べ、日本の方針を固める意向を示しました。仲井真知事は、総理に真意を質したいと話しています。
鳩山総理は「最終的にどういう風にアメリカに対して申し上げるかを決める時がきた」と述べた上で、日米で合意した辺野古沖案ついて「連立政権でもあるし、沖縄の期待感もあるからそう簡単ではない」と重ねて強調しました。
この件で、岡田外務大臣は日米関係の悪化について危機感を示していて鳩山総理に伝えています。これに対し、仲井真知事は「よく伺いたい。どういう意味ですかというのを」と鳩山総理の発言について真意を質したい考えを示しました。そして「ただ一言一句であまり反応しないようにしていますので、ひとつ総理にもっと確実に聞いていただけますか?総理が何を言われたというのと、あまり関係ありません」と話しました。仲井真知事は今週末に上京して総理に面談したいとしています。
先ほど鳩山総理は記者団の質問に対し、12月18日からコペンハーゲンで開かれる地球温暖化対策を話し合う首脳級会合までに日本の方針をアメリカ側に伝える意向を示したという事です。ただ、その場合移設先は特定しない可能性も示したということです。