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1996年、普天間基地の全面返還に合意した当時、在日アメリカ大使を務めていたウォルター・モンデール氏が亡くなりました。
モンデール氏はアメリカの副大統領などを歴任し、駐日大使時代の1996年には当時の橋本総理と、いわゆる「橋本・モンデール会談」で普天間基地の全面返還合意を発表しました。
加藤官房長官は「誠に残念であり、心からお悔み・お見舞いを申し上げたいと思います。政府としては、モンデール氏の思いも引継ぎ、また、地元の皆さんのご理解を得ながら、普天間飛行場の一日も早い全面返還を目指し、そしてさらに基地負担軽減を図るべく全力で取り組んでいきたいと思います」と述べました。
また、玉城知事は「返還合意から25年を迎えたが、県内移設が条件になったことで今もなお返還が実現していない」としたうえで「一日も早い危険性の除去と返還の実現のため、真摯な対話に応じていただくよう日米両政府に粘り強く求めていきたい」とコメントしています。