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8日午前、糸満市魂魄之塔近くの熊野鉱山を視察したのは、県議会土木環境委員会のメンバーら12人です。

遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんが、3月、沖縄戦の激戦地となった本島南部から辺野古埋め立て用の土砂を採取する国の計画の断念を訴え、県議会に陳情書を提出していました。

県議会土木環境委員会下地康教副委員長「しっかりと現場を見る、関係者の意見を聞く、その中で議論を進めていくというのが大事じゃないかと思いまして、今回非常に有意義な現場説明会だったと感じております」

また、午後には、参考人として熊野鉱山開発業者の意見聴取が行われました。業者は、「表土は別の場所に保管する。採掘する石灰岩に遺骨が混ざることはない」と説明しました。

沖縄土石工業永山盛也代表取締役「表土の置いてある場所で、ゆっくり時間をかけて採骨して頂ければ、非常にありがたい」

9日は、具志堅さんが参考人として、意見を述べる予定です。

辺野古埋め立て土砂 県議会が鉱山を視察