緊張と嬉しさいっぱいの初日だったのではないでしょうか。各地で入学式が行われ新入生たちが学校生活をスタートさせました。
保護者や先生に見守られる中、入場したのは、8日城南小学校に入学した新1年生59人です。緊張ぎみの子、得意げな子それぞれの面持ちで入場しました。
安谷屋正史校長は、「1日も早く学校生活に慣れ、城南小学校を大好きになってください」と、新入生を歓迎しました。そして新1年生たちは元気いっぱい歌を披露していました。
新入生女の子は「勉強することが楽しみ」と話し、男の子は「国語と算数と最後に赤ペン先生の問題がやりたい」と話していました。
新1年生たちは、9日から、1週間ほどは校則や給食のマナーといった学校生活の基本を学ぶということです。
渡嘉敷小中学校で入学式
また、7日渡嘉敷村では小学校に5人、中学校に14人が入学し、合わせて19人の新1年生の入学式が行われました。
渡嘉敷村には毎年、「島留学」で入学してくる子どもたちがいて、2021年は、中学校の新1年生を含む5人が県外からの留学生で、島の学校生活をスタートさせました。
大城正篤校長は「渡嘉敷小学校1年生の合言葉は挨拶、返事、笑顔です」と話しました。
大城正篤校長は小学校と中学校の新1年生に、それぞれ歓迎の言葉を贈り新入生たちには渡嘉敷区長からプレゼントが渡されました。
新1小学生は「うれしい」「(どんな1年にしたい?)楽しい1年」と話し、中学校の新1年生は「私の行ってた学校と違うところもあるかもしれないけど、そこも大事にしながら1年過ごして行きたいなと思います」と話していました。
以前入学式は、島の人たちが大勢参加する島を挙げての行事でした。2021年はコロナの感染防止対策で、参加者を保護者と児童生徒などに制限して行われたものの、式は新入生たちを歓迎するいつもながらの雰囲気に包まれていました。