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新型コロナの感染拡大が止まりません。県内では3月24日、新たに68人の感染が確認されました。若い世代での感染が顕著になっています。

県によりますと3月24日、県内で新たに10歳未満から80代の男女あわせて68人が新型コロナに感染したことが確認されました。2日連続で60人を上回り、県内の累計はこれで8900人を超えました。

年代別でみると20代が最も多く20人、次いで30代が15人、40代が10人となっていて、20代から40代で、3月24日の感染者の7割近くを占めています。3月24日の感染者のうち、44人の感染経路が現段階でわかっていません。

また、県内のアメリカ軍施設でも3月24日、19人の感染が報告されていて、3月に入って最多となっています。

コロナ新たに68人感染で累計8900人超

さて、県内の感染状況ですが、玉城知事が急遽会見を開くなど、深刻化しています。

きょうの新規感染者は68人、緊急事態宣言の中、様々な自粛の成果で今月上旬までは少なくなっていた感染者数ですが、残念ながらもう人数としては1月後半ごろの感染者数と変わりません。このまま増えてしまえば、感染拡大がひどかった1月にまさに逆戻りとなってしまいます。医療状況についても当然、入院患者や入院調整中、宿泊施設や自宅での療養者が増えています。

続いて、県の警戒レベルですが、すでに感染まん延期の2項目についてはさらに人数が悪化。さらにきのうまで第2段階・流行警戒期だった新規PCR検査の陽性率も、第3段階の感染流行期となっています。

人の流れは、ここ数日感染者が増えているという現状もあってか、各地で減少したところが多くなりました。いづれにしろ外出時には、3密を避けての行動を心がけてください。

玉城知事は、きょうの会見で飲食関連での感染が多くなっていることに触れ、これまで求めてきた「4人以下」だけでなく、長時間にならない、回数を増やさない、普段会わない人との会食はリスクが高いと強く念押ししています。うつらない、うつさない行動が、いま求められています。