3月は卒業の季節です。たくさんの生徒たちが学び舎を後にするこの時期に豊見城であるイベントが行われました。中学校生活最後の思い出となった1日を取材しました。
今月6日、豊見城市民体育館で好きな競技を選んで楽しむスポーツイベントが開催されました。実はこれ伊良波中豊見城中長嶺中市内に3つあるすべての中学校が一つになって思い出を残そうと特別に企画された「とみスポ2021」なんです。
前の日に卒業したばかりの生徒達が参加しました。イベントの3時間前会場の設営を行っているのは豊見城商工会青年部のメンバーです。
新型コロナの感染拡大で義務教育最後の年に多くの学校行事が中止になってしまった為思い出づくりの機会を作ってあげたいと企画しました。県内で緊急事態宣言が出される大変な時期もありましたが無事開催にこぎつけました。
とみスポ2021実行委員会担当副部長兼島正美さん「市内3中学校合同企画となってますので自分たちの中学校だけじゃなく同級生として皆で交流しながら1日中思いっきり遊んでもらえたらと思っております」
商工会青年部「今日1日頑張るぞーおー!」
午前11時続々と学生たちがやってきます。競技はバレーやバスケット卓球にバトミントンなど全6種目みんなで楽しめるものばかりです。
豊見城中生徒「このようなスポレクを開いていただいて誠に嬉しいです。今日は精一杯暴れたいと思います」
伊良波中生徒「伊良波中35期生最後の集まりなのでめいいっぱい頑張りたいと思います。」
長嶺中生徒「バレー部が多いのでバレーで勝ちたいですね。(Q.目指すは?)優勝」
2時間汗を流し交流を深めた生徒たち。そしていよいよやってきたのがこの日のメイン企画「卒業生の主張大会」各中学校の人気者が自分の気持ちをみんなの前で発表します。
人気者と言えばこのコンビ。プロパン7が恥ずかしさに打ち勝つ勇気が試される舞台に立つ中学生たちを後押しします。
プロパン7じゅぴのり「なんかいいハプニングが起きればいい思い出になるんじゃないか」
プロパン7けいたりん「何年後、成人式とかで飲みながらお前あんなだったよなとかそういうエピソードになればいいのかなと思います」
卒業生の主張 豊見城中生徒「僕には悩み事がある。それは1発芸ですべることだ~。ヤバイ電車が来たビーン福山挟まる!」
プロパン7「数日後我々がパクッテるかもしれない。テレビでやったらごめんね」
保護者代表「僕の応援歌を聞いてくれ!!うーみーは広いな大きいなうーみに」
卒業生の主張 長嶺中生徒「芸能人になりたいです」
プロパン7「今日ちょうどQABが来てるからね」
長嶺中生徒「お願いします!」
プロパン7「今ちゃんと聞いてますから。数日後、電話来ると思うのでね」
卒業生の主張 長嶺中生徒「買っているミドリガメが全然なついてくれな~い!めっちゃ噛みついてきま~す。ミドリガメなのでとってもいた~い!。誰か飼い方を教えて下さ~い」
プロパン7「ミドリガメの名前を言ってあげて」
長嶺中生徒「カメピーと言います!」
プロパン7「ははは。柿ピーみたいだな」
中には会場をどよめかせる?大胆な告白も飛び出しました。
豊見城中生徒「結婚してください!」
プロパン7「結婚してください!凄いこと今言ったよ!ひとみさん、彼氏からのコメント受けて」
ひとみさん「お願いします!」
プロパン7「わーお願いしますって。おめでとー」
今まで伝え切れなかった色々なことが思い出として刻まれていきます。イベントの最後には沖縄を拠点に活動するヒップホップグループサクラダファミリアが登場。
コロナを吹き飛ばすような表情を見せてくれた156人の生徒たち。中学校生活最後の思い出を伊良波中豊見城中長嶺中3中学校みんなで作りました。
大会委員長宮 城亮太さん「今日参加してくれた生徒達でしか今回のとみスポ2021の思い出は語れないと思うので、参加してくれた子供たちに感謝します」
参加した生徒「楽しかったです。ストレス発散になりました」「3校来れて色んな交流が出来たので楽しかったです」「初めての人と一緒に遊んだりしゃべったりできたので良かったです」「一緒にバレーしました。相手男子だったので、強すぎて腕痛いです」「自粛というストレスからも解放されて思いっきりスポーツが出来たので良かったです」
この企画生徒達の一声がきっかけで開催に至ったそうです。皆さん最高の思い出になったのではないでしょうか。