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県内で新型コロナの感染者が初めて確認されたから1年余り、今後の感染拡大の防止に大きな役目を果たすのでしょうか。県内に届いた新型コロナのワクチン、2021年3月5日、県内で初めて医療従事者に向けて接種が行われました。

2021年3月2日に7箱、沖縄に到着したファイザー製の新型コロナワクチン。県内では2021年3月5日から医療従事者向けの接種が始まりました。そのうち琉球大学医学部では、滞りなく接種作業を実施するため動き方や課題を確認するためのシミレーションが行われ、県医師会の安里会長をはじめ、新型コロナ感染症の最前線で働く医師や看護師らあわせて12人が接種しました。

コロナ病棟で働く女性看護師は「思ったより痛くなかったかなという感じです。抗体ができればより安心して働けるかなとは思っています。」と話しました。

琉球大学・大屋祐輔病院長は「自分がうつらないことは医療を守ることにつながるので多少不安に思っている方もいるかと思うが、私たちの使命ではないかと考えている」と話しました。

琉球大学病院では対象となる職員などおよそ2000人のうち希望者がおよそ1500人いて、今回届いたワクチンで接種可能なおよそ1100人が2021年3月26日までに接種を行う予定だということです。

琉大病院で新型コロナワクチンの接種