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1月末に起きた、アメリカ海兵隊員によるわいせつ事件に対して、県は2月12日、アメリカ軍を県庁に呼んで抗議しました。
金城賢知事公室長「このような事件は、基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に強い負担を与えるだけでなく、女性の人権を蹂躙するものであり、断じて許せるものではありません」
事件は1月31日、アメリカ海兵隊員の男が、那覇市の駐車場で酒に酔い帰宅途中の女性に無理やりキスをするなどわいせつな行為をし、さらに駆け付けた警察官を突き飛ばし、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。
県は抗議の中で、隊員教育の徹底や抜本的な再発防止策を早急に講じることなどを強く求めました。
抗議を受け、アメリカ海兵隊のニール・オーウェンズ大佐は、今回の事件について謝罪の言葉を述べ「容疑を真摯に受け止め、今後、海兵隊員が基地の外で正しい行動をとるよう綱紀粛正につとめる」と応えています。