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新型コロナの影響で必要な血液の確保が困難になる前に卒業前の高校生が協力です。
県赤十字血液センターでは若い世代へ医療を支える献血の大切さを知ってもらおうと毎年この時期に県内の高校3年生を対象に「卒業記念献血」を行っていて、那覇市の首里東高校の生徒が体験しました。
献血し女子生徒は「献血は毎日沖縄でも百何人必要としている人がいると知ったりして自分も力になりたいと思ったし、いい経験になった」と話しました。また献血した男子生徒は「献血したくてもどうやっていいか分からない学生にとってはずごくいいことだと思うし、僕たちが20代、30代になっても献血する意欲が受け継がれていくと思う。」と話しました。
県赤十字血液センターによりますと、2020年度は、新型コロナの影響もあり献血を実施する学校数は44校と6校減ったということです。
センターでは今後も献血者数の割合が少ない10代から30代の若い世代に呼び掛けたいとしています。