※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

任期満了にともなう浦添市長選がおととい告示され選挙戦がスタートしました。今回の選挙は自民・公明が推薦する現職と「オール沖縄」が支援する新人の一騎打ちとなりました。

任期満了にともなう浦添市長選挙には届け出順に、現職で3期目を目指す、松本哲治さん。新人で前浦添市議会議員の伊礼悠記さんのあわせて2人が立候補しています。今回の選挙は2期8年続いた現市政への評価のほか那覇軍港の浦添移設への対応、新型コロナ対策などが大きな争点としてあげられます。

現・新が一騎打ちの浦添市長選

松本哲治 候補「私たちが語るべきは私たちの夢であり、私たちの希望であり、浦添への希望なんです。市民の皆さんに感謝を伝え、この浦添への愛を語り続けていきましょう」

2期8年市長を続けた現職の松本哲治さん。2期目の公約達成率85%を掲げるなどこれまでの実績をアピールしながら、浦添西海岸地区を「未来創造都市」として産業基盤の創出、モノレールが延伸した東海岸地区を「環境未来都市」とする街づくりの推進の2つを核にした公約を掲げています。

松本哲治 候補「私はなにも隠すつもりはございません。ごまかすつもりもございません。私が足りなかった部分については力不足を認めているし、浦添だけで決められないことについてはなかなか浦添市の意向だけで100%通すことができなかった。その点についてもしっかりとご説明をしながら、ありのままの私を、すべての私が2期8年やってきたすべてのことを、市民の皆様に正々堂々と評価を仰いでいきたい」

現・新が一騎打ちの浦添市長選

伊礼悠記 候補「首長であれば市民皆さんの生命や財産に責任を持つ立場を貫くべきではないでしょうか。私は市民のための政治を実現する。軍港建設は絶対に許さない浦添市長になります」

県政与党や市民団体などからの要請を受け、市長選へ出馬した新人で前市議会議員の伊礼悠記さん。

「アメリカ軍基地は経済発展の最大の阻害要因」だとして那覇軍港の浦添への移設反対を大きく打ち出しているほか看護師をしていた経験からコロナ対策や子どもや女性、若者が暮らしやすい街づくりを訴えています。

伊礼悠記 候補「浦添市としても市民と向き合い、そして私も看護師としての経験を生かして命と暮らしを守っていく政策をどんどん進めていきたいと考えています。市民県民の皆さん一人ひとりの声で動かす政治を作っていきたい。市民の皆さんとともに声をあげていきたい。私とともに市政を変えて新しい浦添市をともに作っていきましょう」

西海岸開発に大きくかかわる那覇軍港の移設問題への対応、子育て世代も多く、子育てや教育の支援なども求められる中、有権者はどのような判断を下すのでしょうか。

投開票は2月7日日曜日です。