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琉球赤瓦を葺く職人の技能評価を認定する試験が23日、浦添市で行われています。これは、琉球赤瓦の職業技能の継承や、技術力の向上などを目指して、県琉球赤瓦漆喰施工協同組合が2009年から行っているものです。
試験は23日と24日、瓦葺き1級試験と、漆喰塗り1級試験が行われ、各試験にそれぞれ8人が挑んでいます。試験では墨打ちをしてメス瓦とオス瓦を乗せ、角棟と呼ばれる屋根の角に瓦を乗せて漆喰を塗っていく工程で技を競います。
会場では試験官が受験者の手元を見つめていて試験に臨んだ8人は緊張した面持ちで丁寧に作業を行っていました。11月29日には学科試験があり、合格者が決まります。