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アメリカ軍が慶良間諸島周辺で行った低空飛行訓練について、県は1月28日、地域住民などに強い不安を与えたとしてアメリカ側に抗議しました。
慶良間諸島周辺上空では、2020年12月28日以降、嘉手納基地所属の特殊作戦機が低空で飛行する様子が複数回目撃されています。
県は1月20日、外務省や沖縄防衛局に対して、提供施設・区域外での訓練を実施しないことなどをアメリカ側に求めるよう抗議していました。
県の金城賢知事公室長は1月28日に在沖アメリカ総領事館を訪ね、地域住民などに強い不安を与えたとして玉城知事からの抗議書を渡しました。文書のなかで、航空機の飛行高度の詳細な情報を明らかにすることを軍に働きかけることなどを要請しました。
これに対しアメリカ側は「今回の訓練は日本とアメリカの同盟で約束されていることを果たすため、重要なものだった」と回答したということです。