※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
新型コロナ、宮古島市での感染拡大が深刻です。
県によりますと26日、県内で新たに新型コロナへの感染が確認されたのは10歳未満から90代の男女あわせて84人です。このうち50人は家族内や職場などで感染者との接触が確認されています。
また、84人のうち34人は宮古島市で確認されていて、市町村別で最も多くなっています。
宮古島市での感染者の増加について県は「飲食や会食を通しての感染が家庭内に持ち込まれたケースが考えられる」としています。
県立宮古病院の本永英治院長は会見で「コロナ病棟36床が満床となり、病院機能、病床確保がひっ迫しており、一般外来閉鎖による診療制限を行います」と発表しました。
県立宮古病院では新型コロナ対応のベッド36床が満床になりました。さらに1月25日、コロナの専用病床を7床増やしたことで診療体制が限界に近づているとして、2月1日まで一般の外来診療を中止すると発表しました。
今後、入院患者が増えた場合に備え、現在、入院している一般患者が別の病院に移れるよう調整を進めています。
消毒用アルコールの使用をめぐって注意が呼びかけられています。
県印刷工業組合・平山達也理事長「消毒液を直接パッケージに塗布しますと、インクが落ちる、汚れたような状態になる現象が起こる」
県印刷工業組合によりますと、消毒用のアルコールにより、土産物を入れる化粧箱の色落ちがこれまでに県内の土産物店などで4件報告されたということです。
店内清掃の際にアルコールが化粧箱に付着して起こったものとみられ、付着してから5分程度経過してから色落ちが発生するため、色落ちに気付きにくいということです。
組合では土産物店などに対し、アルコールが化粧箱に付着しないよう注意を呼び掛けています。