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楽園の海、案内は水中カメラマンの長田勇さんです。今回のテーマは『牛にちなんだ生き物』です。

長田「今年の干支【牛】にちなんだ生き物、ウミウシを2回にわたって紹介したいと思います。まずはとても綺麗なウミウシから。どこにいるかわかりますか?」

楽園の海 牛にちなんだ生き物 Part1

えーっと手前にいるピンクの生き物ですか?

長田「大きさはなんと1cm。名前はセンテンイロウミウシです」

とても小さいですね。

長田「海の中にいる牛はみんな小さいんですよね~。決して、私の指が巨大なわけではありません。こちらはフジナミウミウシ(1.5cm)。名前の由来は模様が藤の花房に似てるから。なんで、こんな模様ができるのか不思議ですね~」

楽園の海 牛にちなんだ生き物 Part1

長田「そして怪獣っぽいウミウシも。海藻に上にちょこんと乗ってこちらを見てる感じですね。ミドリリュウグウウミウシの赤ちゃん、体長は1.5cm。こちらのリュウグウウミウシは、少し大きくて3cm。怪獣っぽくても、小さいから可愛いでしょ?」

長田さんの指を威嚇しているように見えますね。

長田「お次はサキシマミノウミウシ(4cm)。なんか、ボウリングのピンの様なものを背負ってる感じに見えませんか?歩く時、かなりバランス悪そうですね。こちらは今回紹介する中で、1番小さなウミウシ、ガヒミノウミウシ。大きさはなんと0.5cm。撮影するのも大変なんですよ!」

長田「続いては3択クイズです。このウミウシの名前は?(1) 万華鏡ウミウシ、(2) ジャングルジムウミウシ、(3) モザイクウミウシ」

うーん何でしょうか

長田「ヒントです。体の模様から名前がつきました」

わかりました!(3) モザイクウミウシ!

長田「おっ正解!答えは(3) モザイクウミウシです。大きさは1.5cmです。面白い模様をしていますよね~。他にも面白い名前のウミウシがたくさんいます。キカモヨウウミウシ(3cm)、ユウグレイロウミウシ(3.5cm)、フジムスメウミウシ(1cm)、ボンボリイロウミウシ(1cm)」

どれもこれも色とりどりで綺麗ですね!

長田「名前は平凡でも、すごく綺麗なウミウシも。キベリアカイロウミウシ(1cm)。咲貴さんが、もしお洒落な名前つけてもいいよって言われたらなんと付けますか?」

ヤマシロウミウシで!

長田「すごいですね。後世に名前を残したいタイプなんですね」

楽園の海 牛にちなんだ生き物 Part1

長田「最後は、今回撮影したウミウシで1番牛っぽく見えると思ったウミウシをお見せします。砂地に生えている『コテングノハウチワ』についているクサイロモウミウシ(0.6cm)。牛には程遠い大きさ。1cm未満ですよ」

同じ緑なので見つけにくいですね。中央にある丸いのは何ですか?

長田「これは卵なんです」

肉眼では見えないですよね?

長田「マクロレンズをつけて撮影しました。クサイロモウミウシを正面から見ると…どうです!牛っぽい顔してますよね!!」

えっ?ひつじ?

長田「たしかに…」

楽園の海 牛にちなんだ生き物 Part1

長田「牛にちなんだ生き物ウミウシいかがでしたか?」

ウミウシってこんなに種類があるんですね。

長田「まだまだ、たくさんの種類がいますので、次に放送するパート2でご紹介したいと思います」