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陸上自衛隊の配備計画をめぐり、石垣市の住民たちが市に住民投票を実施するよう求めている裁判の控訴審が1月20日、福岡高裁那覇支部で開かれ、即日、結審しました。
この裁判は、石垣市で進められている陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案が、市議会で否決されたことを受け、住民たちが市に対し、住民投票を実施するよう求めているものです。
去年8月の一審で、那覇地裁では、「行政事件訴訟法上の義務付けの訴えの対象となる処分に当たるとはいえない」として、住民たちの訴えを却下しました。1月20日の控訴審で、原告側は「民主主義と市民権利の救済のためにも、司法の勇気ある判断が必要だ」と訴えました。
裁判は即日結審され、判決は3月23日に言い渡されます。