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2019年に那覇空港で管制官の許可を得ないまま韓国の旅客機が滑走路に入り、別の旅客機が着陸をやり直したトラブルについて国の運輸安全委員会は「機長の思い違い」が原因だったとする調査結果をまとめました。
韓国・アシアナ航空の旅客機は2019年7月、那覇空港で「滑走路の手前で待機」という管制官の指示に反して滑走路に進入しました。そのため、着陸しようと空港まで3kmのところに近づいていたJTA機が着陸をやり直す事態になり国の運輸安全委員会は重大インシデントとして調査していました。
国がまとめた報告書によりますとアシアナ機の機長は「滑走路手前で待機せよ」という指示を「滑走路に入って待機せよ」と「思い違いをした」ということです。またその時、副機長は離陸に向けた準備をしていたため社内規則で定められている乗務員どうしでやるべき管制官から受けた指示の確認を怠っていたこともわかっています。