緊急事態宣言が出されて2日になりますが、県は2021年1月21日新型コロナに感染した男性1人の死亡と68人の感染を確認しました。
県によりますと2021年1月21日新型コロナに感染し、入院していた那覇市の70代男性1人の死亡を確認したと発表しました。県内で新型コロナに感染し、亡くなった人は89人となりました。
また県内では、10歳未満から90歳以上の男女あわせて68人の感染を確認し、累計の感染者数は6759人となりました。68人の感染者のうち26人が感染者と接触があり残り42人は感染経路不明です。
那覇市の高齢者施設では職員と利用者あわせて15人、浦添市の高齢者施設でもあわせて10人の集団感染・クラスターを確認しました。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は2021年1月20日時点で44.89人と全国4番目の数値となっています。
新型コロナ 県内の感染状況まとめここで県内の感染状況を改めてみていきます。きょう県内では新たに68人の感染者が確認されました。きのうおとといに続き、3日連続での100人ごえは免れましたが、このグラフを1週間ごとのブロックで見てもわかる通り、ここ1週間は感染者数が以前と比べて多くなっているのがわかります。
人口10万人当たりの感染者の数も右肩上がりとなってしまっていて、きのうの段階では県内で過去最多、全国でも4番目に高い数字となっています。
そして、医療機関のひっ迫状態も続いています。現在入院患者数は303人、そのうち重症が7人中等症の患者が129人となっていて、入院調整中の方も91人います。県の警戒レベルを示す7つの指標では療養者数・病床占有率など4項目で最も高い第4段階の「感染まん延期」となっています。
きのうから県の緊急事態宣言も出され三度、我慢の日々が続きます。その一方で、きょうも(きのうも)クラスターが確認されるなど、誰かだけが我慢して自粛したとしても誰かが感染対策を怠れば、県内の感染は一向に収まりません。
2月7日まで苦しい日々は続きますが、沖縄全体で乗り越えていければと思います。