明けましておめでとうございます。Qプラス、2021年最初の放送です。今年もよろしくお願いします。今年も新型コロナとの闘いが続く年になりそうです。感染拡大が収まらないなか迎えた初めての新年、密や混雑の回避に気を払う”様変わりした正月三が日”となりました。
渡嘉敷記者「今年の目玉はこちらのキハダマグロ。一体いくらで落札されるのでしょうか」
競り人「初競り!1番、キハダ51.5キロ」
初競りでは、51キロのキハダマグロが、過去最高となる1キロあたり1万円で競り落とされ、通常より5倍程高い値がつくご祝儀価格となりました。
最高価格で落札した中村鮮魚 中村優人さん「今年はコロナを吹き飛ばすという思いで思い切ってこの値段を入れました」
県漁業協同組合連合会市場課上地栄樹課長「きょうの初競りのように景気のいい年にしてきたいと思う」
市場には30トン以上のマグロが並び、仲買人たちが活気に満ちた声でが響いていました。コロナの先行きが見通せない中迎えた2021年感染の収束とともに1年の幸せを願う三が日となりました。
1月1日宮古島新年の幕開けを告げる”初日の出”宮古島市では曇り空のすきまから、暖かな光が差し込みました。
高校生「朝集まろうと言って、今集まってこんな感じで友だちと。コロナとかで色々イベントができなかったんで、学校行事とかができなかったんで、そこらへんができるといいなと思います。」
家族で訪れた女性「入院して出産して、面会もできずにちょっと大変でした。家族もみんな健康で笑顔が絶えない1年にしたいなと思います。」
宮古郵便局新年の恒例行事「年賀状の出発式」
宮古郵便局郵便部平敷龍人課長代理「大切な思いが込められた年賀状を真心込めて届ける任務の重みを十分に受け止め、責任を持ってお届けする」
元日に各家庭に届けられた年賀状は、県全体で530万通。去年に比べ13パーセントほど減少したということです。那覇市護国神社コロナで様変わりした初詣。護国神社では例年より大きめのさい銭箱を置いたほか、参道にソーシャルディスタンスを保つための線を引くなど密を防ぐ対策が施されました。
健やかな1年を過ごせるようにとマスク姿の参拝客がそれぞれの願いを込めて手を合わせていました。
参拝した女性「国家試験合格という願掛けと、家族全員健康でいられますようにという願いを込めました」
参拝者した女の子「コロナに負けないように、ごはんもいっぱい食べて大きくなりたいです」
参拝者した男性「去年は事故とかが多かったので今年はそういうのがないように、家内安全でいけたらと思う」
首里城公園首里城公園では火災で正殿などが消失して以降2回目となる「新春の宴」が開かれました。
訪れた人「昔の音楽がいっぱいあって、忘れられないです。来れてよかってです。天気もいいので」「これから再建されるという希望も見えました。」
毎年、年末年始を沖縄で過ごした観光客や帰省客で賑わう那覇空港。今年はコロナの影響で例年のような混雑は見られませんでした。
福岡から帰省した女性「久しぶりに家族でみんなでゆっくりできて、よかったです。(大学)4年生になって就活とかも今から頑張りたいなと思っています。」
熊本からの帰省した子ども「楽しかった。熊本に帰る」
母親「お家で家族と一緒に、弟夫婦も来てたので、みんなで一緒に久しぶりにワイワイ過ごしました。」
祖父「テレビ電話でやっているんですが、やはり直接会うのと、全然違いますよね。やっぱり直接会うというのはすごく嬉しいです。」
沖縄こどもの国では干支の引継ぎ式が行われ、去年の干支ネズミ代表のモルモットのだんごから今年の主役ウシ代表の口之島牛(くちのしまうし)しのぶにタスキが贈られました。
女の子「(Q:今年は何年かわかる?)丑年です。算数の計算を頑張りたいです」
男の子「バスケを頑張りたいです。シュートが入るようにする」
ハッピー”ギュー”イヤー!2021年はコロナをやっつけ、去年より”モ~”っと楽しく、”ウッシッシ”と笑いの絶えない1年になることが期待されます。