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首里城の復元にむけた技術検討委員会が開かれ、正殿の梁に県産の木材を使用することを決めました。
2020年11月26日の技術検討委員会では、専門家らが正殿の防火対策や柱や梁などの木材の使用部位などについて話し合いました。木材については、前回の復元の際も使用された「イヌマキ」が長崎県で、「オキナワウラジロガシ」が国頭村と石垣市で候補が見つかったことから、それぞれ正殿正面の向拝柱と、内部の小屋丸太梁に使用されることが確認されました。
技術検討委員会・高良倉吉委員長は「正殿を支える、見えないところにありますが非常に重要な存在がウラジロガシで、それが使えるようになったことは大変大きなニュース」と話しました。
これらの木材は、県が首里城復興基金を活用して調達することが決まっています。