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県内では2020年11月6日、新たに21人が新型コロナに感染したことが確認されました。
県によりますと、2020年11月6日新たに感染が確認されたのは10代から80代の男女、あわせて21人です。このうち8人が職場内や会食、家族内で感染したことがわかっていて、13人は感染経路調査中となっています。
直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は11月5日、全国ワーストから34日ぶりに脱却しましたが県では依然感染経路不明が目立っていることや週末の飲み会での感染も続いていることから改めて長時間の外食は気をつけるよう呼びかけています。
インフル流行時に1日最大7000人の患者受診も
新型コロナの流行が収束しないなか玉城知事は、2020年11月6日の会見でインフルエンザの流行期と重なった場合、1日あたりの発熱患者の受診数について県の試算を公表しました。
玉城知事は「インフルエンザの流行状況からこれらの感染症が同時に流行し、それぞれの疾患のピークが重なった場合は1日あたり最大で7000人の発熱患者が医療機関を受診し、これが約1週間ほど続くと試算しています」と話しました。
そのうえで玉城知事は発熱患者を救急病院に集中させず逼迫させない、また新型コロナの入院治療を行う21か所の重点機関などがしっかり対応できるよう医師会に協力を求めているとし、「万全の態勢で医療体制の確保に努めたい」と述べました。
一方で、新型コロナをゼロに抑えたいのか一定の流行を容認しているのかの問いについては、玉城知事は「感染拡大防止対策をしっかり努めながら社会経済活動も同時に動かしていく」と述べ、両立を目指す姿勢を改めて示しました。