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長崎県で行われている高校野球・秋の九州大会。初戦を突破した具志川商業が、センバツへの大一番、ベスト4をかけ福岡大大濠との準々決勝に挑みました。

中村キャスター「勝てばセンバツに大きく前進、『具商魂』でベスト4を取りに行きます!」

具志川商業が準々決勝に挑む

きのうの冷たい雨から一転、きょうは秋晴れに恵まれた九州大会。

1回、先発のマウンドには、1回戦と同じく今大会からエースナンバーをつけた新川俊介。立ち上がりを攻められ、先制点を許すと、2回にも追加点を奪われ、序盤にリードを許します。

流れを引き寄せたい具志川商業は、3回、2番・島袋がレフトオーバーの2ベース。このヒットを足掛かりに2アウトながら満塁のチャンスを迎えます。ここで打席には新川。

具志川商業・新川俊介選手「初回に点を取られてしまって、自分が返すという思いだったんですけど。」

しかし、ここはピッチャーゴロ。チャンスをものにできません。それでも新川は、6回までに5つの三振を奪うなど力投を見せ、味方の援護を待ちます。

迎えた土壇場9回、途中出場の高良が2ベースを放ち望みをつなぎます。しかし、反撃もここまで。具志川商業、ベスト4進出はなりませんでした。

具志川商業が準々決勝に挑む

具志川商業・粟国陸斗主将「遠かった夢がこんな近くまで来て、自分たちでもやれるっていうのを九州大会で学んだので、届かなかったというところで何が足りないのか、一人ひとりが考えて練習に取り組んでいきたい。」