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大宜味村の養殖場で国内初のエビの伝染病が確認された問題で、県は21日、養殖場の水が近くの海に排水されていたことを明らかにしました。
先週18日、国内で初めてバナメイエビの急性肝膵臓壊死症が確認された養殖場では、10月8日までにエビおよそ9万8000匹が死んだことがわかっています。
県は21日、この養殖場が8月28日から9月13日にかけて、エビを飼育していた水槽の水を近くの海に排水していたと明らかにしました。県によりますと、水槽の水はフィルターを通して排出されていましたが、消毒は行われておらず、水の量は確認中としています。排水すること自体は法律や条例に触れるものではないということです。
県は10月末にも、バナメイエビと近い種類のエビが生息する大宜味村の塩屋湾でモニタリング調査を行う予定です。