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10月9日から沖縄を訪れている加藤官房長官は10月10日、自衛隊のヘリコプターに乗り、上空からアメリカ軍基地を視察しました。
10日朝、加藤官房長官は普天間基地や埋め立ての進む辺野古などを上空から視察しました。
加藤勝信官房長官「宜野湾市のまさに真ん中に、そして高台にこの基地があるということを実感した。そういった意味でも一日も早く普天間飛行場の全面返還を実現するという考えには変わりはなく、そのためにも辺野古移設に向けた工事、これを着実に進める必要があると思っている」
その後、那覇市内のホテルで、辺野古を抱える名護市の渡具知市長と久辺三区の区長らと面談しました。
渡具知武豊名護市長「(キャンプシュワブ)から派生する諸問題の解決については、これまでも何度となく、要請をしている。重ねて、今回その要請を申し上げたところでございます。特に久辺三区の振興については、特段のご配慮をお願いしたいというようなことを申し上げた」
要請を受け、加藤官房長官は「しっかり取り組んでいく」と答えたということです。
そして先ほど加藤官房長官は、県庁で玉城知事と懇談し、玉城知事が県民の理解が得られない辺野古は断念するよう求めましたが、加藤長官は唯一の解決策は辺野古だと述べるにとどめました。