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小・中・高校でのいじめの認知件数が全国と比べても高い水準にある沖縄県。そんな中、県内でのいじめ防止策について話し合う今年度の審議会が開かれました。
県教育委員会によりますと、2018年度に県内の小・中・高校で認知されたいじめの件数は1万2799件で、全国に比べて約1.5倍でした。
9月16日に開かれた審議会では、県立高校のいじめに関する校内研修の実施状況が明らかになりました。その中で紹介された高校でのアンケートによると「いじめをされたことがある」と「見たことがある」の両方で、「からかい」行為が多かったことが分かりました。
また、「いじめをされたことがある」と答えた生徒が誰に相談したかという質問に対し、「誰にも相談できなかった」と回答した生徒が最も多いことも分かりました。
審議会は、アンケート結果などをもとに、いじめを防ぐための効率的な取り組みを検討していくことにしています。