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やんばるの林道建設には費用対効果の根拠がないとして、今年度着工予定の林道建設が中断している問題で県は、この林道事業を第三者で作る公共事業評価監視委員会に諮る方針を示しました。

県農林水産部森林緑地課の長間課長は林道事業の費用対効果計算について質そうと県庁を訪れた環境保護団体に対し「実施過程の透明性のいっそうの向上を図るために沖縄県公共事業評価監視委員会(第三者委員会)に諮問を諮ることにしています」と明言しました。

すでに先月の県議会決算特別委員会で示された方針です。やんばるの林道建設を巡っては、すでに完成した路線や計画中の路線で、費用対効果の計算にいくつものミスが指摘され、工事がストップしています。

公共事業監視委員会は年明けから今年度中に行われる見通しで、それまでの間林道建設が中断されるのは確実な見通しです。