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新型コロナが経済に与えるダメージも見過ごせない状況です。2019年度の観光収入は7047億円で2018年度より293億円減っていました。
県文化観光スポーツ部渡久地一浩部長「8年ぶりの減少ということで、それまで、上昇を続けていたところ、落ち込んだということは、大変ショックといいますか、厳しい状況だなという認識をもっているところでございます」
県によりますと2019年度の観光収入は7047億4500万円で2018年度と比べて293億1100万円少なくなっていて、マイナス4%減となっています。
前の年と比べて観光収入が前の年より減るのは東日本大震災の影響を受けた2011年度以来8年ぶりです。県は観光収入の落ち込みについて新型コロナの影響で2019年度の入域観光客数が946万人と2018年度よりおよそ53万5000人減ったことが主な要因だと分析しています。
県内企業への経済的な影響も広がっていて、東京商工リサーチによりますと沖縄市で番組やCMの制作を手がけるプロダクション「アートプロ沖縄」が7月15日までに破産の準備に入ったことがわかりました。これで新型コロナに関連する県内企業の倒産は5件となりました。