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県は29日、新たに新型コロナウイルスの感染者が、過去最多の44人確認されたと発表しました。那覇市松山のキャバクラで発生した集団感染クラスターによる感染者は14人に増えています。
県医療保険部・糸数公統括監は「沖縄県で起きているのは、夜の街含めた県内での感染拡大のスピードが非常に早くなっているということ」だと指摘しました。
県によりますと、29日、県内で新たに44人の感染が確認されました。那覇市松山のキャバクラで発生した集団感染、クラスターの感染者は14人に増えています。このうち千葉や東京から訪れた人を含む7人が同じグループの男性客で、残りの7人が店の従業員です。
このほか29日は県立宮古病院に勤務する20代の女性の感染も明らかになっています。またこのほかキャンプ瑞慶覧と普天間基地で働いている男性2人の感染も確認されています。また沖縄市のコールセンターでは29日新たに1人の感染が確認され、こちらも合わせて6人とクラスターの発生とみられています。
県のまとめによりますと、県内の感染者は275人です。玉城知事は「非常に衝撃を受けている数がきょう発表になっている」と話していました。感染拡大を受け県は30日、対策本部会議を開き、今後の対応を検討するとしています。