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県は27日、新たに18人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。一日の感染者数としては過去最多となります。

県によりますと、新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90代の男女18人です。このうち50代の男性が重篤な肺炎だということです。18人のうち3人については感染経路が判明していません。

感染者をみてみると20代の女性と、その子どもである10歳未満の女の子が含まれているほか、90代の女性の感染も確認されています。また基地従業員の20代の女性や、航空自衛隊那覇基地所属の30代男性、介護従事者の60代男性も含まれています。

県はきのう警戒レベルを第2段階である流行警戒期に移行したと発表したばかりですが、27日の感染者の状況から入院患者数や病床利用率などを精査した結果、医療レベルでいうと第3段階である感染流行期に入ったとの見方を示しています。

糸数保険衛生統括監は「医療のレベルでいうと、その患者数からいうと、第3フェーズというか第3段階にいっていますので、フェーズが進むと参加していただく病院を増やすという風なことで、ベッド数を確保をしていくということですので、それを今前倒しで調整をしていうというところになります」と話していました。

一方、米軍基地での新たな感染者の報告はなかったということです。県のまとめによりますと県内のこれまでの感染者は210人。米軍基地内では236人となっています。