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岡田外務大臣が普天間基地の嘉手納基地への統合を検討すると発言したことに対し、嘉手納町の宮城町長は「断じて許さない」と述べ、県民の不信感も高まっています。
岡田外務大臣は23日午後、県外移設を断念する考えを表明し「より時間がかからない嘉手納への統合しか残された道はない」と述べました。この発言に対し嘉手納町の宮城篤実町長は24日午前、ＱＡＢの取材に応じ「（騒音などで町民をはじめ周辺住民が）これでもか、これでもかと痛めつけられた上にさらに、普天間が問題だからということで、ここに移してしまえという話はないだろうと思うし、またそれは断じて許されるべきではない。また許してはならない」と憤りをあらわにしました。さらに鳩山総理大臣や岡田外務大臣の発言に対して「なんともブレにブレまくって、醜態だ」と痛烈に批判しました。
また那覇市で県民に聞いたところ「公約違反。県外に持っていって欲しい」「県民がもてあそばれているような感じがして大変不愉快」などと、怒りや不信感を募らせる声が聞かれました。
県外・国外への移転を掲げて誕生した鳩山政権に対し、県民の不信感が高まっています。