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石垣市、平得大俣地区に配備が予定されている陸上自衛隊駐屯地の工事が、10日から再開されました。
陸上自衛隊の駐屯地が造られる石垣市の平得大俣地区では、朝から現場で重機を使った作業が行われていました。この工事は、国の天然記念物であるカンムリワシの営巣活動が確認されたことを受け、一時中断されていました。
沖縄防衛局は、「有識者の意見をふまえ、必要な保全措置を行い、環境に配慮しつつ適切に工事を進める」としています。
一方、沖縄防衛局は、石垣市の市有地や民有地を含む陸自配備の予定地、およそ47ヘクタールのうち、現時点でおよそ95パーセントの土地の売買と賃貸借契約を、すでに締結済みであることを明らかにしています。
国の計画では、この予定地に、ミサイル部隊を含む500人から600人の隊員を配備する予定です。