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名護市辺野古の基地建設に伴う環境アセスを巡る裁判です。21日、初めての口頭弁論が開かれました。

平和団体のメンバーなど県内外の原告344人は環境アセス手続きには違法性があるとして、やり直しを求めているほか、意見を述べる権利が侵害されたとして一人あたり1万円の損害賠償を求めています。

21日は原告側の意見陳述で安次富浩原告団長ら2人がジュゴンの複数年調査や台風時の調査をしないなどアセス手続きはあまりにも恣意的で杜撰だとして、訴えました。

一方、被告の国側は環境アセス法ではその手続きについて国民が意見を述べる権利を保証していないとして、請求の棄却を求めました。