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20日から日本を訪問していたゲーツ国防長官は自公政権と合意した普天間基地の辺野古への移設計画を鳩山政権が実行するよう強く迫りました。
ゲーツ国防長官は午前9時過ぎから鳩山総理と会談。鳩山総理は普天間問題について県民の意向も踏まえ最終的な結論を出す考えを示しアメリカ政府に理解を求めました。
これに対しゲーツ国防長官は日米両政府ですでに合意した辺野古への移設計画を速やかに実行するよう迫りました。また、昼前には北沢防衛大臣とも会談しましたがゲーツ国防長官は「アメリカ政府の見解はとてもはっきりしている普天間の県内移設が実行されなければ、在沖海兵隊のグアムへの移転も無い。」と姿勢は全く変わりませんでした。
これに対し北沢防衛大臣は「極めて難しいハードルがいくつもありますが、そのことを乗り越えることが、日米の良好な関係を継続する上で、極めて重要という認識を持っている」と語りました。
一方、仲井真知事は「アメリカの政府とよく意見交換していただかないと、それが早く方向が出てくるのはありがたいとおもってはいるんですが、両政府のやり取りと落ち着きを見守るしかないと思うんですね」と語り、政府間の交渉を慎重に見守る構えです。