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4月、北谷町で起きたアメリカ軍の陸軍兵と軍属による強盗事件に対し、県は4日、国に抗議しました。
事件では、アメリカ軍嘉手納基地所属の陸軍兵の男とアメリカ空軍軍属の男の2人が北谷町の両替所で刃物のようなものを見せて従業員を脅し、現金およそ710万円を奪って逃走したとして強盗などの罪で起訴されています。
金城賢知事公室長「このような事件は戦後75年を経た現在においても、日常的に米軍基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に大きな不安を与えるものであり、怒りを禁じえません」
この事件を受け県は4日、外務省沖縄事務所の官澤治郎副所長と沖縄防衛局の竹内芳寿次長を県庁に呼び、再発防止策を講じることや日米地位協定の抜本的な見直しを求める抗議文を手渡しました。
抗議を受けた外務省沖縄事務所の官澤副所長は「地域住民を不安にさせる事件で、再発防止策を講じるよう強く働きかけたい」としました。