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石垣市白保のリゾートホテル建設を巡り、県が出した開発許可の妥当性について住民たちが審査を求めていた問題で、県開発審査会は住民側の請求を却下しました。

この問題は石垣市白保で計画されたリゾートホテル建設に対し、住民らが工事の差し止めを求め、裁判などで争っていたものです。

裁判では業者が開発許可を受けた排水処理方法が、本来、県の基準で認められているものではなかったことが発覚。ホテル建設は不可能だとして、事実上、住民勝訴の判決が言い渡されていました。

これを受け、元原告7人は県開発審査会に対し、そもそも認められていない基準で進められていたリゾート開発を県が許可したことが妥当かどうか審査するよう求めていましたが、26日までに却下されていたことがわかりました。

原告側は「審査されないまま却下されたのは疑問が残る」としています。

白保リゾート開発 審査請求は却下