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高校弓道の新人大会。こちらは思わぬ番狂わせがありました。今年の近畿まほろば総体では、男子団体で2年生チームの興南が5位入賞を果たしています。その入賞メンバーも参加して行われた新人大会高い集中力が必要とされる弓道の難しさが表れました。
静寂さの中で姿勢をただし、的1点に集中する競技:弓道 近畿まほろば総体5位入賞のメンバーが残る興南が予選、その強さを発揮します。5人で一人4射ずつ合わせて20射で争う団体戦興南は20射中15射を命中させベスト4に進みます。しかし続く準決勝、思わぬ苦戦を強いられます。
相手は部員全員が1年生の浦添です。絶対に勝たなければならないというプレッシャーからか予選のような正確さを欠く興南。10対9でむかえたチーム最後の20射目は、これまで全て命中させてきた安里真央。一方浦添の20射目は立石恭平。見事20射目を成功させた浦添が10対10でならびます。
延長戦に入っても集中しきれない興南は結局まさかの敗退。3位決定戦にまわることになりました。しかし逆にこの敗退が興南の闘志に火をつけました。20射中17射命中の今大会最高の命中率を見せた興南、続く九州大会、そして来年の美ら島総体でこの雪辱を果たします。
安里真央選手「今回は本当に最後の最後に自分の仕事が出来なくてこういう結果になってしまったので次の大会では絶対に全部決めれるように自分を磨いていきたいなって思いました」
優勝候補の興南をくだした浦添は、決勝戦も勝利し見事優勝1年生チームの浦添、そして雪辱を誓う興南、いづれも来年に向けて活躍が期待できそうです。