県内の魅力ある商品や企業を紹介する輝け!うちなーの星。巨大ネット市場で人気の「沖縄ブランド」その人気に迫ります。1日の取扱高が平均21億円を超える国内最大級のインターネット商店街「楽天」沖縄エリアの食品部門で売上高トップグループを走るのは「沖縄三昧ちゃんぷるしょっぷ」出店歴8年。この店舗のメールマガジンを受け取る会員数はなんと9万人です。こちらがそのオフィス。那覇市出身の郡(こおり)さんが経営する会社の名前は「沖縄の楽しい有限会社」
社長郡彰央さん「沖縄から楽しさ、元気をという意味を込めてそういう会社名にしました」
主力商品は自社で生産している約20種類のジュース「いるどぅりジュース」その名のとおり色とりどりという意味です。
社長郡彰央さん「(楽天は)目的があってそのサイトに訪れるというユーザーが多いので、その中に出店することによって自分で立ち上げてやるよりは集客が見込めるというのがあってやりましたね」
工場はオフィスの横です。人気ナンバーワンはゴーヤージュース。材料にはパセリ、ピーマン、ブロッコリー、小松菜などたくさんの野菜たちが入っています。
生産担当玉城直哉さん「農家さんから朝仕入れましてその日で鮮度のいい状態で作ってお出しするというのが特徴です」
ジューサーにかけられた野菜は、手作業でカップに詰められます。熱処理後、特別な冷凍機で凍らせ全国へ。冷凍なら2~3ヶ月は保存できるそうです。
デリバリ担当比嘉さん「けっこう濃厚なので癖になると思います」
ビタミン豊富な沖縄の原材料から作られることが人気の要因。そして社長の郡さんがネット販売で重視するのは顧客とのふれあいです。
社長郡彰央さん「自然と唯一お客さんと触れ合う瞬間というのは梱包、箱っていうわけですから」「箱をあけた瞬間に手紙が入ってたりとか」
また地域情報や予約販売の特典がついたメールマガジンを毎日9万人の会員に送り続けています。
Q[ネットの店舗をどういう風に感じてますか?]社長郡彰央さん「果物も野菜もそうなんですけど農家さんがいてはじめて自分たちが作れるっていうのがありますから」「自分の感情、思いをですね表現する場かなと思っています」
この会社は沖縄から出店しているほかの店舗と協力しあってネット市場から沖縄経済の底上げをしたいと考えているそうで、実際そのプロジェクトはもう動き出しているそうです。楽しみですね。