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先週、国による緊急事態宣言が解除された県内では県独自の休業要請も部分的に解除されたことで”新たな日常”を取り戻すための経済活動も再開されました。週末の県内を取材すると、様々な思いがありました。
国の緊急事態宣言が解除されて初めて迎えた週末。夜道を照らす明かりは少なく、閑散としていました。
飲食店には食事と酒で楽しいひと時を過ごす客の姿がありました。
客「(外出を)控えたりとかしていたが、飲みに行きたいという気持ちはあったので(Q.外出自粛も緩和されて行きやすくなった?)そうですね、行きやすくなりました」
売り上げの減少が著しい「飲食業」。
現在、夜10時まで営業できるようになっていますが、「予防策の徹底」と「経営の維持」、不安は尽きないと言います。
飲食店のオーナー「(Q.(休業要請が)20日に全面解除、すぐに元通りになるか?)いや、たぶん無理でしょうね。(外出自粛や休業要請を)何カ月か続けた方が無難じゃないかなと…営業的にはきついですよ。きついですけど、感染者をつくらなければそれが将来に向けて一番いいと思う」
県が出していた休業要請の期限は20日まで、21日から「通常営業」ができるようになります。
多くの飲食店が苦境に立たされているなか、店を続けるか?それとも、収束まで休むか?難しい判断を余儀なくされています。
飲食店のオーナー「感染者が全然出ていないので、もうちょっと様子を見ながら(考える)今の状態でも個々のお店も努力しているので、これを続けた方が安心感が出るんじゃないかと(思う)。(経営面は)結構辛いけど、そこは企業努力だと思う」