県内の魅力ある商品や企業を紹介する輝けうちなーの星。きょうは、日本一朝礼の時間が長いという社員の融和を第一に頑張っている異色の元気企業です。
「セーノ、ワッショイ」 「ワッショイ(全景)」
那覇市にある、沖縄教育出版。午前9時から始まったのは、こちらの朝礼。恒例の行事から、業務連絡、従業員のよもやま話まで、延々と続く、朝礼。
社長「だから3時間ですね、おはようございますで始まって、最後はこんにちは、で、うふふ」
沖縄教育出版は、創業32年。当初は出版業でしたが、現在は、ウコンを中心とした健康食品と沖縄の自然素材を使った化粧品の通信販売を行っています。
社長「どんな携帯電話も機能持っているけれども、スイッチ入れないと宝の持ち腐れですよ。だから朝礼の場で、みんながスイッチが入る。スイッチオンの場所です」
従業員は153人。広告に頼らない、リピーターや口コミによる集客を成功させていて財務の健全性を示す、自己資本比率は驚きの94%。
社長「(不景気の影響なんかは)もう全くないです。だから日頃から、価値を、見出す仕事をちゃんとやっていたら、こういう時代になったからといってやり方を何も変える必要がない」
障害者を10人雇用しているほか、パートを含めた全従業員に社員と同等のボーナス、13連休の夏休みを与えるなど従業員の生活と調和を第一に考える理念経営も特徴の一つ。
社長「人間力っていうか、これから先は、やっぱり優しさ思いやり、これが一番の能力だと思うんですね。で、私たちの職員の人たちは、本当にそこまでやるかっていう、親戚以上のお付き合いを電話を通してお得意様とやっている」「弱い人をもっと大事にすると社会全体が良くなっていく。会社の中も、そういうパートさんとか、障害を持っている人、そういう人を大切にすることによって、会社全体がよくなっていくっていうんですかね」
仕事は祭り!従業員の輝く笑顔が、成長の何よりもの源となっているようです。