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21日国は、新基地建設が強行されている辺野古大浦湾の軟弱地盤の改良工事に必要な設計変更申請を、県に提出しました。

新型コロナウイルスの影響で、抗議行動が自粛される中での強行です。

河野防衛大臣「本日、沖縄防衛局から公有水面埋立法に基づき、公有水面埋立変更承認申請書を沖縄県に提出したとの報告を受けました」

21日午前8時ごろ、名護市にある北部土木事務所に沖縄防衛局の職員4人が訪れ、設計変更申請書を提出しました。

国が新基地建設に向けて埋め立てを強行する名護市大浦湾には、およそ66ヘクタールにわたりマヨネーズ状とも言われる軟弱地盤が広がっていて国が工事を進めるには海底に7万1000本の砂杭を打ち込む地盤改良工事をしなくてはなりません。

しかし、国内では過去に経験がない難工事が予想される上、新型コロナウイルスの影響で、抗議行動が自粛される中、手続きだけを着々と進めようという国のやり方に批判が高まっています。

沖縄県謝花副知事「はい、報告を受けました。で、この件についてはまた、この後ですね、三役で対処方針、考えます」「コロナの時期だのにね」

コロナウイルス対策で在宅勤務になっている職員も多い中、連絡もなく突然出された設計変更申請。玉城知事は設計変更を認めない構えです。

辺野古設計変更申請 国が県に提出