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普天間基地から有害物質を含む泡消火剤が基地の外へ流れ出た事故を受け、県が4月17日、基地内を視察しました。普天間基地を視察したのは謝花副知事や県の職員など合わせて3人です。
事故は4月10日、普天間基地から有害な有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が、何らかの原因で基地の外へ流れ出たもので、アメリカ軍に強く抗議しました。
謝花副知事「(米軍側から)県民に大きな不安を与えたことをお詫び申し上げるとお詫びの言葉がありました。」「徹底した原因究明とそれをもとにした再発防止策を透明性を持って県や国に報告したいと説明がありました。」
県は来週にも、日米地位協定の環境補足協定に基づき再度、基地内の視察を行うとする一方で、防衛省は16日、環境補足協定に基づく初の基地への立ち入り調査を行っています。
一方、普天間基地のある宜野湾市議会ではきょう、臨時議会が開かれ、事故に対する意見書と抗議決議が全会一致で可決されました。
抗議決議では、同様の事故が去年12月にも発生したことを指摘し原因究明と再発防止を求めています。