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新型コロナウイルスの影響で学校が休みになっている子どもたちの昼食を支援する取り組みが行われています。
琉球新報社とITエンジニアを育成するNexSeed沖縄校が16日から始めた「おきなわこども未来ランチサポート」。食品や物流会社スーパーなどから協賛を募り、あつまった食べ物や飲み物を県内で子ども食堂や子どもの居場所づくり、事業に取り組む団体などに無償配布しています。
3月から今月3日まで実施されていたこの取り組み。今回からは玉城知事が会長を務める「沖縄子どもの未来県民会議」の後援を受け、より広く協賛企業を呼びかけることになりました。
16日までに16社が参加しています。沖縄食糧営業部の伊佐隼人課長は「あつあつのご飯をほおばる姿が頭に浮かんでくるし、子どもたちにたくさんご飯を食べてもらってパワーをつけて元気になってもらうことが第一」と話していました。
那覇や浦添などで子どもたちの食事の支援を続けている団体が、パンやカップ麺、おかしを受け取っていきました。
ムジカバンビーネの池原千佳子さんは「ごはんが行き届かない子どもたちの昼食の配食(弁当を配る)をしている。(新型コロナの影響で)支援が一時的にストップしている中での物資支援はたいへんありがたい」と話していました。
おきなわ子ども未来ランチサポートでは支援を希望する団体協賛したい企業ともに事前に連絡するよう呼びかけています。
NexSeed沖縄校の富田杏理校長は「協賛企業もたいへんな状況になってきているので、できるだけ多くの会社から少しづつでも物をいただければ(サポートを)続けることができるのでもっと多くの企業に協力いただければうれしい」と話していました。
今回のサポートは5月1日まで行われ、時間により物資の受け渡し場所が異なります。