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新型コロナの思わぬ余波が広がっていました。
町記者「緊急事態宣言が出されたことで、今後、足りなくなるのでは?と心配の声が少しずつ高まってきているのが『血液』です。」
行動自粛が呼びかけられている今、献血に訪れる人が減っているため徐々に血液不足になろうとしているんです。なかでも影響が大きいのが「献血の移動バス」。企業などでの献血の延期や中止が起き始めているというのです。
県内で唯一の那覇市にある献血ルームでは、消毒の徹底や献血前に体温を測るなど、新型コロナ対策をしたうえで献血を続けています。
また、新型コロナの影響はこんな事態も招いていました。
吉田記者「こちらのお店では、コロナ患者が出たというデマが拡散し、お店への確認の問い合わせや客足が遠のくというような被害が出ています。」
風評被害です。南城市にある多和田スーパー、新型コロナの感染者が出たというデマに悩まされていました。
多和田スーパー・多和田真昇店長「家族や周りの人を守るためにどうやって対策をしようか。噂やデマでも過敏に反応して対応してしまうことはあると思うが、(デマを流された)その店にとっては大打撃。経営が傾くような事態を招くことになると思うので、デマか本当の情報か見極めて対応してもらいたいと思う。」
うわさに惑わされず、過剰に心配しすぎることもなく、「正しく怖がって」一人ひとりができる対策を徹底することが重要です。