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3つの密を守ることが感染拡大を防止するキーワードになりますが、中部病院の感染症内科の医師でウイルスの専門家は、これまで伝えてきた基本を徹底するとともに、ウイルスを侮らないことが、家族の絆や、大切な人の命を守ることだと、その心がまえを伝えています。

県立中部病院・椎木創一医師「まず世界で流行しているのは事実であり、同じように沖縄という場で起こる可能性があるか、ということだけを問われれば、それはあります。ただ、だからといって、できることはないとか、そうなるに違いないということではなくて、そうならないようにというのは、これからおそらく沖縄での患者数は、増えていく。ただその増え方が、予想の範疇を超えない形で増えていくというのであれば、何が変わるかというと、医療がそれをサポートしてしっかりと診断治療につなげていく。そうすると、命にかかわる大きな問題にならずに済ませられる。」

県立中部病院の椎木創一医師はこう指摘する一方で、他の都市で起きている急激な患者の増加があると、医療が追い付かなくなり、命にかかる危険性がでてくると話しました。

急激な患者の増加を出さないため、改めて県民が3密を守ることが大事だと強調しました。

県立中部病院・椎木創一医師「この地域の中にウイルスが入っているかも、というフェーズになったら、一層今まで、県民の方が頑張ってこれらのことをしっかりと続けるということの意味が、すごく大きくなってきたと言える。3密といわれる、密閉した空間で密集して、食事をしたり声を出してというような集まりを避ける。」

また、横同士のつながりが強い沖縄だからこそ、今が我慢の時だと話しました

県立中部病院・椎木創一医師「今いろいろな情報源があるので、それに接触できる方が率先して調べていただいて、家族と一緒に話し合う。嫌なこと病気のことは、嫌いだと思われても、それから目を背けてしまうと、本当に必要なときに人とのつながりを切らなきゃいけなくなってしまう。そうならないためには、今のうち早いうちにそういったことをみんなと一緒に話題に乗せて、相談をしていくという機会をどんどん作ってほしいなと思います。」