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辺野古の軟弱地盤について、国の技術検討会は再調査の必要性を指摘している地質学の専門家の質問に答えないことを決めました。
地質学を専門とする新潟大学の立石雅昭名誉教授は、軟弱地盤の上に置かれる大型護岸は崩落する可能性があると指摘し、再調査を求める質問状を国に提出していました。
しかし11日の技術検討会では「議事録を公表することで対応したい」として立石名誉教授の質問に直接回答しないことを決定。そのうえで軟弱地盤の追加調査は必要ないとの結論をまとめました。
立石名誉教授は「結論ありきで科学的に議論する委員の姿勢が見えない」と批判しています。