※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県内の水事情が急速に悪化しています。9月の降雨量が平年の14%にとどまるなど、極端に雨が少ないのが原因です。
8日県庁では各自治体関係者による緊急の対策会議が開かれました。会議には各市町村の担当者が出席。冒頭、県内の最新の水事情が報告されました。
2009年は7月以降、極端に雨が少なく、9月の降雨量は平年の14%。現在、ダムの総貯水量は57%と平年よりおよそ30%下回っています。県内では例年、夏場の一定量の降雨で降水量の少ない秋から年末にかけての水の需要を賄っています。
会議では今の季節に貯水率が50%台となるのは極めて厳しい状況だと話していて、県民に一層の節水を呼び掛けるなど、給水制限を回避するため取り組みを強化していくことを確認しました。
一方、県内で最も水事情が深刻な座間味村では、座間味ダムの貯水率がわずか9%となっていて、現在、夜間実施している14時間断水を10月12日からは24時間の隔日断水に拡大して対応する事にしています。