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普天間基地の移設方法について鳩山総理大臣は７日夜、記者団に対し「気持ちを簡単に変えるべきではない」と述べ、県外、国外への移設方針を改めて示しました。これは７日、総理補佐官の中山衆院議員が「総理は絶対にマニフェストをかえてはいけないという石頭ではない」と述べたことを受けて記者団が質問し、これに鳩山総理が答えたものです。
鳩山総理大臣は「我々がマニフェストで最初に申し上げたことは当然ひとつの約束。そういう方向を目指していく気持ちを簡単に変えるべきではないと今でも思っている」と話しました。
また鳩山総理は「時間の問題という要素によって変化する可能性は否定できない」と述べましたが、「沖縄県民の皆さんの気持ちが一番大事だ」とも述べ、今後、辺野古への移設計画見直しの方針を基本に県民の気持ちを確認しながらアメリカとの交渉に臨む考えを示しました。
仲井真知事は「基本的には３党合意の中で沖縄の基地負担の軽減をしっかりやるということなので、そういう方向でしっかりと取り組んで頂けると非常にありがたい」と話し、一喜一憂せずに政府の動きを見てゆく構えです。
11月のオバマ大統領の訪日に向け、普天間移設問題の交渉や駆け引きが激しくなりそうです。