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1月25日に起きたアメリカ軍のヘリ事故を受け28日、県が外務省と沖縄防衛局を呼び出し抗議しました。

25日、アメリカ軍海軍艦艇ブルーリッジ所属のヘリコプターMH60が沖縄本島沖に着水した事故の発生を受け、28日、県の謝花副知事は沖縄防衛局の田中利則局長と外務省沖縄事務所の官澤治郎副所長を県庁に呼び出し、事故に抗議しました。

謝花副知事は「ヘリコプターが艦艇まで戻ることができなかったことは実質的に墜落と変わらない状況と考えております。沖縄周辺において在沖米軍所属機だけでなく、ほかの部隊に所属する米軍機による事故が度々発生していることは、県民に大きな不安を与えております」と話し、徹底的な事故原因の究明や県内における同型機の運用停止などをアメリカ軍側に働きかけるよう要請しました。

これに対し沖縄防衛局の田中局長は、国として再発防止などはすでにアメリカ軍側に申し入れているとしましたが、運用停止については事案によって判断は異なるとして「県から申し入れがあったことは伝える」と述べるにとどまりました。

県が米軍ヘリ“墜落”事故で抗議